サーバーレス≠最安
サーバーレスアーキテクチャを採用する理由として、コスト削減が挙げられるケースをしばしば耳にします。しかし本当にコストは常に削減されるのでしょうか?
誰もが気になるけど意外と計算大変で突き詰めて考えたことないトピックを真っ正面から取り上げていてありがたいですね。
サーバーレスのサービスのメリットは、インフラストラクチャにおける様々な運用をクラウドベンダーが肩代わりしてくれることです。それにより目には見えにくい運用コストを削減させて、ビジネスロジックな重要な部分にエンジニアリングリソースを集中させることが出来ます。 サーバーレスアーキテクチャを採用する場合はこういった観点でコストを捉えることで、メリットとなる要点は何になるのか。分かりやすくなるかもしれません。
おっしゃるとおり。なので、単純に月当たりの金額だけで比較もできないので、利用しているサービスの性質や自社の組織構成、エンジニアリングチームの状態、採用力なんかもトータルで考えるからとても難しいんですよね。
「Mongoつらくないですか?」
ネットで聞くとドキドキしちゃうので勉強会とかでMongo使ってる会社の人によく聞くトピックなんですが、Heyの中の人が知見を公開してくれたのはとても良いことですね。
それらを新たに開発する際にMongoDBを採用するかといわれると、RDBのほうがマッチする事の方が多そうに感じているのが正直なところです。
過去のNoSQLブームでトランザクションのことすっかり忘れてMongoDBに突っ込んでいった勢がさくっと諦めてRDBMSに戻ってきた事例よく聞きましたね。
エンジニア評価
組織大きくなってくるとこういう設計大変そうですね。
個人的にはジョブ型に移行していく中でより詳細なジョブディスクリプションが出来て「そもそもこれがあれば評価しなくていいんじゃないの?」という流れになったほうが喜ばしいエンジニア多いんじゃないかなと思ってますが、はてさて。
技術の学び方
実績あるアプローチがコンパクトにまとまってますね。
Flutter on production
Flutterの話よりも即戦力のAndroidエンジニアを年に一人でも採用するのが大変という話のほうがインパクトありました。言語・フレームワーク問わずどこも即戦力人材採用できなくなってる感ありません?
Adobe Fontsの利用ライセンス
有名なAdobeフォントの場合はクライアント側がサブスクサービスを契約する必要があります。
ほー。
チューリングテスト in the wild
同社はまた、昨年から米国のGoogleマップとGoogle検索のビジネス情報を自動的に更新するためにDuplexを使用するようになったことにも言及しており、ビジネスオーナーが店舗の営業時間やテイクアウトを提供しているかどうかなどの詳細を、手動で更新する手間を省くことができる。
これDuplexが電話かけて会話して聞き出してるってことなんでしょうか。
ニューラル音声認識と合成、そして独自の新しい言語理解モデルの進歩のおかげで、同社は本日、Duplexの通話の99%が完全に自動化されていると説明した。
以前はAIが6割くらい だったけど今は99%になったと。
IT資格でもクラウドファースト?
Oracle / Cisco / MS (Windows) にAmazonが入ってきたと。そして、今後取得したい資格はトップ3はクラウド(AWS / Google / Microsoft)というわかりやすい結果になってますね。
ここで取り上げた12資格について、回答率の伸びを単純平均すると、前回調査では1.4ポイント増だったが、今回3.8ポイント減へ急降下した。先のAWSブームの沈静や新型コロナ禍などの影響を考慮しても、取得意欲の低下は看過できない。
一体誰がどういう危機感で看過できないと思ってるんでしょうかという気がしますが、個人的には自然なことのように思えます。次に取りたい資格がトップ3がクラウドということを考えるとクラウド事業者のプラットフォーム上で開発するユーザーが増えているということになりますが、どのプラットフォームも試験範囲が広かったり実務で触るのが浅く広くだったりすると資格取得の効率が下がって取得意欲は落ちるような気がします。Oracle / Ciscoあたりは免許証的な資格でしたが、クラウドの場合は(少なくとも現時点では)免許証的な位置づけにはなってないということもあるかもしれません
コロナで進んだDX
Kaiteki Forum: コロナで10年進んだデジタルトランスフォーメーション (日本語) - Google スライド
コロナで進んだDX実例がまとまってます。日本国内ではジョブ型雇用の導入や低生産性に安住(?)していた産業の構造改革なんかもまとめてDX問題化してる印象がありますね。
デルの上半期出荷状況
記事のタイトルはTiger Lake搭載の新製品発表となってますが、記事中にある上半期出荷状況が興味深いですね。
同社の20年上半期のビジネス状況について、コンシューマー&スモールビジネス事業統括本部長の渡邊義成・常務執行役員は「コンシューマーにおける出荷台数は、市場全体が23%増に対して46%増。スモールビジネスにおいては、市場が3%減に対して12%増と、二桁の伸びを示し、非常に好調に推移している」という。
伸びてますねぇ。以前もニュースに取り上げましたが、今や国内PC出荷数でLenovo / HP / DELLがトップ3ですからね。
印鑑 2.0 ?
ブロックチェーンである必要はあるのかというところはクエスチョンマークですが、文字通り "ハンディな" 個人と紐付いた承認デバイスとして印鑑を見直す、というのは面白い試みですね。もっとも、押印の履歴を追えるというだけで物理的な印鑑があることによる受け渡しの問題は解決しないわけですが、印鑑業界が生き残りのためにこういう方向に進んでいくのは歓迎すべきことではないでしょうか。