先に結論
- Powertoysのキーボードマネージャーで出来る
- MS謹製なので安心感がある
- Ctrl <-> Caps のようなキー置き換えとショートカットの置き換えも可能
PowerToysでのキーカスタマイズ
従来、WindowsではControlとCaps Lockを入れ替えるのにレジストリを操作したり、Ctrl2CapsでCapsLockをControlに置き換えるという方法がありました。
これらは特にWindowsに詳しくないユーザにはそれなりの負担でしたが、2019年にPowerToys開発再開がアナウンスされ、その中にキーカスタマイズが含まれることも発表されました。
PowerToysにはいろいろな機能がありますが、上述のキーカスタマイズを行うのがKeyboard Manager です。キー単位で割り当てを変えられるので、定番のCtrl <-> CapsLock 入れ替えをするのであれば CtrlにCapsLock, CapsLockにコントロールを割り当てるという方法で出来ます。CapsLockを潰すだけでいいならCapsLockにControlを割り当てれば十分です。
2020年8月現在でPowerToys v0.20.1が公開されていて、リリースページからダウンロードできます。まだUIは英語のみのようで、使い方に関する情報もGitHubにあるヘルプのみです。
しかし、正式リリースと思われる1.0のロードマップには、Microsoft store経由でのインストールやローカライゼーションも記載されていています。
1.0がリリースされれば一般ユーザーでもより簡単に扱えるようになるでしょう。
おまけ:US配列キーボード利用者にありがたい20H2でのMS-IME改善ポイント
Windows 10 20H2(2020 Mayアップデート)から、MS-IMEの起動や変換にCtrl + Space, Shift + Space などが利用可能になりました。これ英語キーボードで使っているユーザにはとてもありがたいんですよね。ただ、利用しているアプリケーションによってはどちらも使いづらいケースがあるかもしれません。Ctrl + Spaceはvscode等でシンボル補完に使われていたりするので、プログラマにはShift + Spaceのほうが適しているでしょうか。