週刊ITニュース浅掘り(2021/03/14号)
ちょっとタイトル変えました。毎週自分が気になったニュースではてブ数少なめの記事をピックしていこうと思います。
- Aurora Graviton 2 instance GA
- エラートラッキングだけじゃないSentry
- デジカメで超高画質ビデオ会議
- 時代はサーバーレス、かもしれないけど
- コップに残っている水は多いか少ないかの議論
- Macの出荷数増加予想
- 個人向けにフォーカスするマカフィー
- 4K動画製作に必要なPCスペック
- そば茹でロボット初号機稼働
- ワクチンパスポート実証実験開始
- 昼寝遺伝子?
- 死んだはずでは!?
- マイナカードを保険証として利用するまでの課題
- 納得感のある生存率
- トランプ像
Aurora Graviton 2 instance GA
記事タイトルが分かりづらいですが、AuroraのGraviton2インスタンスがGAになったそうです。
ちょうど今週Graviton2インスタンスの性能評価記事が話題になっていましたね。
エラートラッキングだけじゃないSentry
他にもAPMなんかあったりするんですよね。self-hostingでの運用も可能なので、選択肢の広い総合的なアプリケーション監視ツールです。
デジカメで超高画質ビデオ会議
今年に入ってからキャノンのミラーレス一眼を買ったのですが、上記記事を見てウェブカメラ化したらまぁ画質がキレイキレイ。美肌モードとか神ですね。これまでLogitechの4K対応ウェブカメラ使っていたのでこれまでも決して低画質という訳ではないのですが、やはり差は歴然としてます。
上記記事ではbeta版を使っていますが、現在はbeta取れたようです。
キャノンが主要カメラメーカーでは最初の対応だったようですが、それ以外のメーカー各社も力を入れている模様。
対応機種が比較的新しいモデル中心のようなので、未対応で古めの機種をウェブカメラ化したい場合は素直にキャプチャボード買ってHDMI -> Type-Cで繋ぐことになりそうです。
タイミング良くデジタル・ミラーレス一眼を買おうとしていた方は上記の対応機種なんかも考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
時代はサーバーレス、かもしれないけど
なんで。。。
コップに残っている水は多いか少ないかの議論
「6割が変えない」なのか「4割が変えたい」なのかで話は違うなぁ、と元ネタを見てみました。
この設問については二択のようで、37%は変えたいと思っているということになります。今後、主要キャリアの格安プランの評判を聞いて乗換えに前向きになる人が増えてくることも考えると、キャリアを変えたいと考えている4割のほうにもっと注目していいように感じます。
Macの出荷数増加予想
新型コロナウイルス感染症の影響によるステイホームでの需要増加や、Appleシリコン搭載Macの人気により、2021年のMacの出荷数が大幅に増加すると予想しています。
市場全体では昨年伸びたのがChromebookで今年も伸びるんじゃないかと予想されている中、どこまでMacの出荷数が伸びるかが気になるところでしょうか。
その台湾では水不足による半導体生産への影響を懸念する報道が続いています。
TSMCは自動車向け半導体の受注積み上がりもあるはずなので、Mac増産の障害になる可能性もあるのでは。
個人向けにフォーカスするマカフィー
個人が利用するPCはWindows だったら Windows Defender でもう十分で他に入れる必要感じてないのですが、マカフィーはこの分野で売上伸ばしてるそうなのでまだまだ売れてるんですね。新しいWindows PC買ったときにアンインストールする手間が面倒なのですが。。
4K動画製作に必要なPCスペック
2018年のPR記事なんですが、タイトルが気になって読んでみたらなかなか面白かったです(一応断っておきますが、本宣伝と私は利害関係ないです)。
編集で60fpsで再生したい映像を編集しているときには、60fpsで再生できればいいので、8コアでも十分ですが、書き出す作業でエンコードする時には、8コアでは書き出し速度が上がらないということが起こります。
32コアになると、CPUのボトルネックが解放されて、今度はGPUやストレージの性能を気にする世界に入ってきます。今までは4K 60pのエンコードでは、素材の実時間の2倍とか3倍かかっていました。速くても1.数倍で、実時間より短くなることはなかっのが、クリップ時間の半分でエンコードできる可能性が見えてきますね。
ここ数年、1GB前後の動画で形式変換したりすることがたまにあって動画の書き出しがCPUだと思い込んでいたんですが、画質が上がってくるとCPUだけじゃないんですね。他にもマルチGPUやストレージサイズやバンド幅、仕上がりの品質など興味深いトピックが続いています。
後編の記事ではPR記事らしく、パソコン工房が用意したPCを使った実際の編集作業に関する話が中心です。なぜかこちらは前回記事の半年以上後。
そば茹でロボット初号機稼働
2020年に「そばいち nonowa 東小金井店」に実証実験として導入したロボットと比較すると、券売機との連動やロボットアームを2本とするなど全体を改良。3倍以上の生産能力向上を実現した。
JR東日本フーズの日野正夫社長は「1年半前に構想した時点では、深刻な人手不足という課題があった」と開発背景を明かす。新しいスタッフを確保しても、教育が難しく、ゆでる時間が短かったといったクレームを受けることもあったという
少子化による人材不足、新型コロナによる非接触化の進展、そしてSDGsも睨んだ省エネ、とロボットで業務を置き換えるのにさらに追い風が吹いているように見えます。
ワクチンパスポート実証実験開始
先週の記事ではシンガポール航空で始まったというニュースを取り上げましたが、ANAも実証実験に参加するとのこと。IATAのこのワクチンパスポートが国内のワクチン接種記録データ利用に関する圧力のひとつになりそうですね。
昼寝遺伝子?
ハーバード大学のグループが彼らの遺伝情報を解析したところ、昼寝の頻度と関連する123の遺伝子が見つかった。
とはいえ、まだまだ相関関係自体もクリアではないようです。気になる方は最終ページ に書かれているアドバイスを参照してください。
死んだはずでは!?
またMIPSは現在、オープンソースのRISC-Vプロセッサ標準をベースとした、新しい標準ベースの第8世代アーキテクチャの開発も進めている」と述べた。ただし同社は、これ以上の詳細については明かさなかった。
涙腺崩壊しているベテランエンジニアいたりして。
マイナカードを保険証として利用するまでの課題
政府は同年3月末に医療機関など全施設の6割に関連システムの導入を目標としているが、2月時点で申し込み施設は全施設の3割と目標の半分にとどまり、早くも暗礁に乗り上げつつある。
当初から6割普及というプランが結構無謀だったような。。
想定以下の導入率になったのは助成金以上に導入費用がかかるケースがあるから、というのが主な理由として挙げられていましたが、その原因はこれなんですよね。
医療機関のレセコンの導入率はほぼ100%近いものの、オンライン請求ネットワークで外部に接続するのは月1回の請求時のみという診療所も少なくない。マイナンバーカードの保険証としての利用には、まずはオンライン請求ネットワークの常時接続が必要となる。
しかもオンライン請求ネットワークってPPPoEで接続しなきゃいけないので、クリニックでインターネット接続も確保しつつ使おうとするとルーターでマルチセッションという構成になるはず。ルーターの交換やそれなりの設定が必要かと。
そして知らなかったんですが、患者側も申込必要なんですね。
健康保険証としての利用申し込みをしているのは約270万件と、マイナンバーカード交付枚数のわずか8.2%だ。
マイナポータルで一元的に患者が情報を見られるのは良いことですね。病気持ちで頻度高く通院する子どもがいるご家庭では長期で記録が残せるので重宝するんじゃないでしょうか。もっとも、その場合子どもが自分のマイナンバーカードを持つ必要があるのかとか、追加の問題が発生しそうですが。
納得感のある生存率
プログラミングの独学で、十分な知識を身につけられたかを尋ねた質問では、「独学で十分な知識が身についた」は5%に留まり、「どちらとも言えない」「あまり身についていない」「身についていない」が56.6%を占めている。
5%くらいしか自立できない、というのは悲しいけど体感的にそんなもんかなという納得感があります。
トランプ像
一時代の記録、信仰、もしくはネタとしていかがでしょう。